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放浪にも最低限必要なものがある。いわゆる高級品は一つもないが、日頃、文句も言わずに役に立ってくれる愛用品に対して、感謝を込めて記録に残しておこう。
カメラ
まず、これがないと記録にならない。取材には必須である。
Panasonic GF1
CANON IXY DIGITAL 10を使ってきたが、放浪中にカメラが壊れたらどうするのか、もう少し綺麗な写真を撮りたい、という2つの課題解決のため、新しいカメラを物色した。高級コンパクトデジカメにしようと思ったが、ミラーレス一眼のレンズキットの方が安いことがわかったので、PanasonicのGF1を2010年10月に購入。何と4万円という安さである。さすがにボディは IXY 10 よりもだいぶ大きいが、一眼レフのように持ち運べないほどの大きさではない。後から広角レンズも購入したが、気軽に撮れて画質も良いので満足している。
CANON Power Shot S95
CANON IXY DIGITAL10の後継機種として、2011年12月に購入。1世代前の型落ちだが、小型のコンパクトカメラとしては高級機である。GF1と違ってポケットに入るので、引き続きメインのカメラとして愛用していきたい。
CANON IXY 3
CANON IXY DIGITAL10を彷彿とさせるデザインを見て、2012年5月に衝動買い。小型軽量のサブコンパクトカメラと家族の旅行用カメラとして使用中。電池が小型になり、メモリがマイクロSDになった。
靴
歩く距離が長いので、靴は重要である。
6号
4号のソールが減ってきたので、後継として2011年11月に買った、タイオガブーツというモンベルの定番トレッキングシューズである。ゴアテックス入りで、思ったよりソールが厚くてゴツイ。幅広甲高の日本人向けのためか、自分にはやや幅がありすぎる感じだが、実際に使ってみると防水性、堅牢性は素晴らしい。積雪の低山も余裕である。
7号
タイオガブーツは、底がビブラムソールなのでやや重く、車の運転もしにくい。もう少し軽めの靴ということで、Columbia セイバーミッド を2015年1月にL-Breathの通販で購入。
軽アイゼン
モンベルのチェーンスパイクである。着脱が簡単で、歩行時も非常に安定している。4本爪の軽アイゼンとは比べものにならない快適さだ。ゴムバンドの寿命が気になるが、値段はそれほど高くないので、その時は買い換えればよいだろう。
水筒 ラーケンのボトルは残念ながら電車の中に置き忘れてしまい、紛失。後継は、スケーター
ステンレスボトル 1.0L SSBN10、2016/5/16アマゾンにて¥1,296で購入。
ヘッドライト
GENTOS GTR-931H 単三電池1本というのが素晴らしい。予備電池が統一できるということは重要である。
ザック
4号 コロンビアの非常に使いやすかった3号もついに背中の補強部分が破れて引退。どこにでも一緒に行ってくれた相棒だが、そろそろ休んでもらうことにした。同じモデルを探したがもう売っていない。そこでやや大きめのザックを買うことにした。Columbia
BURKE MOUNTAIN SP30Lというモデル。アマゾンにて¥9,331で2018/2/26に購入。
5号 4号の30Lだと日帰りでは少し大きすぎるので、少し小さいザックも買うことにした。ミレー
プロライター22 というモデルで¥10,909、2018/2/28にアマゾンから購入。派手だが遭難したときはすぐに見つけてもらえそうである。
6号 2018年に娘たちからプレゼントしてもらったイギリスのブランドの高級ザックKarrimor
ridge30 である。1泊以上の行程では主にこれを使用。
7号 5号では少し小さすぎる1泊程度の行程用に、2020年に購入。モンベル ストライダーパック
30である。
服装
季節によって変わるし、特筆するものはないが、一例としてこんな感じ。やはりアウトドア用のウェアが使いやすい。特に保温性と携帯性は、やはり登山用のものが優れている。
レインウェア
普段の服装はともかく、交通の不便な山岳地帯では命に関わる必需品である。THE NORTH FACE のRAINTEX という定番のゴアテックス製。バーゲンでも3万円くらいと、結構高かった記憶がある。遭難したときに目立つ色にしたが、所詮ハイキング程度で本格的な登山をするわけではないので、実はまだ悪天候の山で使ったことはない。保険みたいなものか。むしろ、急に寒くなった時のウインドブレーカーとして使う事が多い。
グローブ
冬の行動、特に山ではグローブが必需品だ。厳冬期はこの下にインナーの手袋を組み合わせて使う。
アウトドア用時計
PROTREK PRG-240-1BJFのベゼルが外れたので、後継機種としてプロトレック
ソーラー PRG-330-1JFを2018年5月に購入した。
スマートフォン
今や最重要アイテムになったスマホであるが、やはりこのサイト的にはこれしかない、ということで2020年5月にTORQUE G04に機種変更。耐衝撃、防水に加えて、バッテリーが取り外せることは素晴らしい。もちろん、高度計、気圧計、コンパスなどアウトドア系の機能も充実。地図とナビは地図ロイドを使用中。
GPS Logger
HOLUX M241Cの故障により、後継機を購入した。CANMORE
GP102+である。購入日2017/1/2、価格4,880円、購入先 amazon。
トレッキングポール
EVERNEWのEBS359が、破損したので、思い切って軽量の高級品を買った。ブラックダイヤモンド
ディスタンスカーボンZである。 2017/12/22にアマゾンにて¥16,300で購入。 軽い!!!!!
シュラフ
イスカというメーカーのTatopaniという、羽毛のわりには安い3シーズン用のシュラフである。2011年10月にアマゾンで珍しく定価の16800円で購入。軽量コンパクト。
温度計
empex サーモ・マックス 安くて軽い
ツェルト
非常時用にヘリテイジエマージェンシーソロシェルターという軽量ツェルトを購入。なんと180gという軽さである。
ガスバーナー
定番のプリムス。今までのものは重かったので、世界最軽量という言葉につられて2012年3月に購入。
自転車
スーパーで買ったお使い用の安売り自転車。外見はMTB風であるが、もちろん偽物である。なぜかCALSONICという自動車部品メーカーのロゴが入っている。自転車はこのサイトとは関係ないと思われたが、西丹沢の県境の山で大活躍した。
その他
市街地図または登山地図、方位磁石、携帯電話は必需品。必要に応じて、折り畳み傘、食料、筆記用具など。
PC
ウェブサイトを見るのも、作るのも、当然PCが必要である。初めて買ったPCは、当時の国民機
NECのPC-9801ESであった。その後、SOTEC PC-STATION
M350V、M350V改造機、AMD 5050e、AMD Phenom II X4 945、intel Pentium G3258、Core i7 4770を経て、現在は次のような構成になっている。
<メイン機 2021.5 現在>
CPU:intel Corei5-11400F メモリ:CFD 16GB×2 マザーボード:ASRock H570 PHANTOM
GAMING4
M.2 SSD:MT34 256GB グラフィックボード:GeForce GTX 1660Ti
HD:4TB×1 3TB×2 光学ドライブ:ASUS BC-12D2HT ケース:MT-PRO1100 Plus Premium Black
TVチューナー : ピクセラ PIX-DT460 モニタ:Acer H243H スピーカー:DALI SPEKTOR1 DAC: TOPPING E30
アンプ:SMSL SA300 OS:Windows 11 home
<サブ機 2020.5 現在>
CPU:Pentium G3258 OS:Windows 10 home
<家族用3号機>
CPU:Celeron G1840 メモリ:DDR3-1333 2GB×2 マザーボード:MSI H81M-P338
SSD:A-DATA ASP600S3-64GM-C-7MM HDD:WESTERN DIGITAL 3TB モニタ:DELL 19インチ
OS:Windows 8.1 光学ドライブ:東芝サムスン SH-224DB+S
家族用2号機が故障し、SSDを家族用1号機のケースに移植して数ヶ月たった2014年12月、ついに立ち上がらくなった。マザーが逝ってしまったようだ。5年くらい頑張ってきたのでそろそろ寿命だろう。というわけで、CPU、メモリ、マザーボードを一新し、ついでに光学ドライブと電源も新しくして完全リニューアルした。それでも予算的には2万円ほどですんだのでありがたい世の中である。外見はともかく、中身はもはやまったく別のマシンだが、おそらく使用者はそんなことを気にもとめないだろう。部品はエントリークラスだが、最新スペックなので性能的には家族用として十分である。
健康な体
最後になったが、なんといってもこれが一番大事、日頃のメンテナンスが大切だ。酷使しすぎてもいけないが、鍛えないとすぐだめになってしまうのが頭の痛いところである。PCの部品と同様、日々劣化していることだけは、間違いない。
引退した愛用品 感謝を込めて記録に残しておこう。
ザック
ボトル
LAKEN というメーカーのただのアルミの水筒。2千円ちょっとだったと思う。一応アウトドア用で、保温機能は付いていない。色が綺麗。
トレッキングポール
要するにジュラルミン製の登山用杖である。私よりも少し年配の、山にいる団塊おじさん・おばさんが大抵持っているあれだが、登りが少し楽になる。さっそく境川源流から先の山岳地帯で活躍した。EVERNEWのEBS359というやつだが、ラチェット式で十分な長さがあることと、色が気に入ったのでスーパーで2011年2月に購入。
GPS Logger
丹沢の山奥を歩く時に備えて、2011年6月に購入した。コース、速度、高度の記録が可能で、地図にプロットでき、写真撮影位置も正確に記録、特定できる。しかし、購入の決め手は、正確な緯度経度が液晶で表示されることである。つまり、万が一のことがあってもGPSの表示と地形図や登山地図から現在位置がわかるのである。オリジナルは、HOLUX M241Cという定番商品であるが、IO-DATAがOEMで出しているらしい。日本語対応と保証があり、値段もアマゾンで7254円と少し安かったので、こっちにした。小型軽量にもかかわらず、積算移動距離、移動スピード、進行方向もリアルタイムで表示できてなかなか楽しめる。
時計
トレッキング等のアウトドア用に特化した時計がある。有名なのはSUUNTOという外国のメーカーとG-SHOCKで有名なCASIOの製品である。日本男児としては、国産メーカーでいかにもという無骨なデザインのCASIOのPROTREK PRG-240-1BJFを選んだ。電波時計が省かれている廉価版であるがデザイン的にはこれが一番だと思って2011年10月に買った。気圧(高度)、方位、温度のセンサーを持つのが売りである。ただし温度計は、腕に付けていると正確には測れない。ソーラーなので電池交換は必要ない。実際に使ってみると、山では高度計が一番おもしろい。5m間隔だが、麓で補正しておけばかなり正確。方位計は普通のコンパスのほうが見やすいが、あれば便利。日の出日の入りのグラフィックも、下山の時間がタイトな時はなかなか役に立つ。その他、覚え切れないほどの複雑な機能や操作も男心をくすぐる。アマゾンで買ったが、どこの家電量販店でも19800円で値段は一緒なので、ポイントの付く家電量販店のほうが良いかもしれない。逆輸入品もあり、そちらはもっと安いようだ。
カメラ
CANON Power Shot A40
記念すべき初代デジカメ。乾電池式。なかなか色がきれいで、HPには十分な解像度だったが、ポケットに入れるには大きすぎた。2007年4月まで使用。
CANON IXY DIGITAL 10
キヤノンの、710万画素であるが、ズバリ、デザインが気に入った。実にシンプルで美しい。本当は目が黒いパンダ色が欲しかったのだが、家族に反対され、シルバーとなった。
手ぶれ防止機能はついていないが、必要ないし、その分値段も安い。確か、ポイントを入れれば、実質2万5千円程度だったと思う。
電池は内蔵となったので、予備のリチウム電池を買った。メディアは、SD、メモリも安くなったものだ。
使い勝手はすこぶるいい。軽くて、いつもポケットに入れている。画質も解像度も十分美しい。起動やシャッターの反応も良くなった。
→ 2007年5月からメインのカメラとして、長年酷使に耐えてきたが、ついに2011年12月を持って第一線を退き、メインカメラの座をCANON
Power Shot S95に譲った。黒い影が写るようになったからである。おそらく2万〜3万枚は撮影しているはずである。まさに、一番大切な旅のパートナーだった。長い間ありがとう。
靴
1号
REEF というメーカーのトレッキングシューズである。これは、登山に準じたハードなところに行くときに履くが、履いたり脱いだりが大変で重いのと、町中では大げさすぎるというのが欠点である。使用頻度は少ない。
→ その後、2010年4月に廃棄処分。
2号
次の靴は、ブリジストンの防水スニーカーである。スニーカーといってもかなりごつい。防水は万全であるが、その分蒸れやすいのが欠点だ。雪国用かもしれない。少し重いが、町中からぬかるみ、山道まで、たいていのところは走破可能である。一番、使用頻度の高い靴だ。
→ その後、2008年11月に耐用年数を過ぎたため、廃棄処分。
3号
普通のスーパーで売っていたスニーカーで、VAN
SPORTというメーカーらしいが、ただの安物である。軽くて、通気性がいいので、町中だけを歩く場合に使用している。
→ その後、2010年3月に引退
4号
2号が、その酷使により、防水機能を失い、ラバーの剥がれと内装のすり切れにより、ついに引退となった。その後、後継として2008年11月14日にデビューしたのがこの靴で、スポーツオーソリティで買った、TREKSTA トレイルカイトという4000円の格安トレッキングシューズである。安い割に作りはしっかりしているが、ややフィット感が悪い。中敷きがチープだったので、市販のものに変えたら履き心地が良くなった。山岳地帯でのメインの靴として大活躍中。軽量かつタフで驚くべきコストパフォーマンスである。 → その後、2011年11月に引退
5号
山岳地帯を除いてオールラウンドに活躍してきた3号が、その酷使によりだいぶヘタってきており、引退間近だ。後継者は、仕事の合間にABC-MARTで見つけたadidas anzeeというアウトドア用の靴である。革製だが軽くて丈夫そうなので、2010年3月に購入。値段は忘れたが、1万円はしなかったと思う。現在平坦地でのメインのシューズとして活躍した後引退。
ザック
1号 UNIQLOオリジナルのデイパック。たしか3000円くらいだったが、作りはしっかりしている。背負いベルトは一度修理した。思い出せないほど昔に買ったものだが、ずいぶん一緒にいろいろなところへ行ったので、とても愛着がある。老朽化により2011年11月に引退。
2号 必需品である。山岳地帯の宿泊用など、デイパックでは対応できない場合に使おうと、2011年5月に購入した、VAUDEのCross Ultlalight Comfort 35というザック。その名のとおり35Lなのでかなり容量が大きい。
3号 1号の引退により、2011年11月に日帰り用の後継として購入。9000円と安いが、機能が充実していたので選んだ。
PC
<旧メイン機>
CPU:intel Corei7-4770 3.4GHz メモリ:CFD 4GB×4
マザーボード:Gigabyte H97-D3H
SSD:Crucial CT240BX200SSD1 240G グラフィックボード:GeForce GTX 1660Ti
HD:4TB×1 3TB×2 光学ドライブ:ASUS BC-12D2HT ケース:MT-PRO1100 Plus Premium Black
TVチューナー : ピクセラ PIX-DT460 モニタ:Acer H243H スピーカー:Onkyo GX-70HD サウンドカード: XONAR DG
OS:Windows 10 home
CPUをintel Pentium G3258に新調してしばらく使っていたが、ある日テレビを録画しながらゲームをしていると、処理落ちしていることに気がついた。そこで思い切って同じマザーボードでCPU換装することに。当然新品はないので中古のCorei7-4770を横浜のドスパラで購入し、ついでに最新グラフィックボード1660Tiを導入し、メモリも16Gへ増設。CPU、メモリ、グラフィックの基本性能が3つとも大幅に向上した。ゲームをしながらTV番組を2つ同時に録画するといった無茶な使い方でも動くので、当面は現役で行けそうである。
<家族用1号機>
CPU:AMD Athlon X2 5050e 2.6GHz メモリ:1GB マザーボード:ASRock A780GM-LE/128M HDD:HGST 500GB
モニタ:BUFFALO 17インチ OS:Windows XP 光学ドライブ:東芝
SD-M1312
セカンドマシンは家族用の2台である。部品を共通化するため、CPUはAMD、チップセットは780Gで統一した。1号機用に新しく買った写真の白いケースであるが、電源付で約5千円という安さながら、シンプルなデザインが気に入っている。
→ XPサポート終了とともに、休止状態へ。部品取り用予備機となる。
<家族用2号機>
CPU:AMD Athlon X2 4850e 2.5GHz メモリ:1GB×4 マザーボード:ECS A-780GM-M
SSD:A-DATA ASP600S3-64GM-C-7MM モニタ:DELL 19インチ
OS:Windows 8.1
ネット、動画、音楽、ショッピングと多方面で活躍中らしい。マシンが調子悪くなったり、壊れたときだけ、なぜか当方にお呼びがかかる。2013.12.1にメモリを4Gに増設し、SSDに換装してWindows8.1をインストールしたが、このスペックでも問題なく作動している。
→ 2014.12.27、家族用3号機として完全リニューアル
<旧メイン機>
CPU:AMD Phenom II X4 945 3.0GHz メモリ:2GB×2 マザーボード:J&W RS780UVD-AM+ SSD:SDSSDA-240G-J25
HD:3TB×2 2TB×2 光学ドライブ:TOSHIBA SH-S243D+S 東芝サムスン SH-222BB+S
ケース:MT-PRO1100 Plus Premium Black チューナー IO DATA GV-MVP/VS モニタ:Acer H243H スピーカー: GX-70HD
サウンドカード: XONAR DG OS:Windows 7
2010年には、CPUをPhenomUにグレードアップしたほか、発光キーボード、地上・衛星放送チューナー、SSD、フロントパネルカードリーダー、サウンドカードを追加装備、OSもWindows7に換装して、ますます快調な愛機である。ここだけの話だが、ケースはなんと粗大ゴミとして捨ててあったもの。あまりにきれいだったので拾ってきて再利用している。
iPod
もちろん音楽を聞くためのもので、行き帰りの電車の中で使っているが、ある日なんとなくいじっていると歩数計の機能があることに気がついた。それだけなら驚かないが、なんと、買って以来1年間、毎日の歩数を自動的に記録している事を発見してしまった。陰で黙々とこんな作業をしてたとは気がつかなかった。申し訳ない。考えて見ればすごい機能である。さっそく、過去の記録をもとに本文に歩数を書き込んだ。だいたい1日3万歩くらい歩いているようだ。
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