千歳川探訪

北海道の支笏湖を源流として江別市で石狩川と合流する清流
◆2010年9月7日     源流(支笏湖)〜


 神奈川県を中心として、川を駆け巡るこのシリーズ企画であるが、今回は何と北海道、雄大なスケールを持つ千歳川である。予算と時間を湯水のように使った調査結果をご覧いただこう。


 しかし、この川、上流域は原始の姿のままの深い谷を刻んでいる。しかも熊の生息地であり河畔には容易には近づけない。そこでまず、源流からアプローチしようと思う。源流は支笏湖である。このカルデラ湖は公共水域としては全国一の清浄度と透明度をもつ。水深(363m)、貯水量はともに全国2位である。
 行き方がわからない方のために、念のため解説しておくと、横浜から京浜急行線で羽田空港まで行って、札幌行きの飛行機に乗る。各社から便数はたくさん出ているので意外と便利。千歳空港からタクシーまたはレンタカーが便利である。所要時間は空港から1時間程度。バスは千歳市内から出ていると思うが、よく知らない。

 冗談はこれくらいにして、その支笏湖である。写真は残念ながら曇っているがその雄大さと精々しさはご覧のとおりだ。

 1 支笏湖


 その支笏湖の東側から流れだすのが千歳川である。流出口には赤い鉄橋がかかっている。鉄道で使われていたものらしい。

 2 千歳川流出点と山線鉄橋




 そして、ここから流れ出している千歳川は、写真のように濃い青緑色をしている。下流にダムがあるのだろうか、流れはあまり見られないが、それが余計に水の清らかさを強調しているようだ。

 3 山線鉄橋から見る千歳川源流


 ここで、帰りの飛行機の出発時刻が迫ってきてしまった。時間切れである。北海道の源流を行くアドベンチャーを期待した方には大変申し訳ないような、短いレポートになってしまった。次回はいつになるかわからないが、そもそも、この川沿いに下る道があるのだろうか。
 (本日の歩数:3605歩)

     
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