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◆第9日目(2006年11月26日) 金沢八景駅〜新杉田駅
金沢八景駅から野島に向かう。夕照橋を渡ると野島である。
1 夕照橋遠景 2 シーサイドライン下の遊歩道
野島公園はバーベキューの出来る広々とした公園である。島の南側に謎のトンネルがあった。戦時中の軍事施設だろうか。調べてみると昭和20年に作られた小型飛行機格納庫だそうだ。それにしては、コンクリートが新しい感じで、とても60以上年前のものとは思えない。
3 野島公園 4 野島の謎のトンネル様構造物
ここは、横浜市で唯一残っている自然海岸だそうだが、もはや砂浜は消滅寸前である。ボランティアの人たちが海藻の除去?作業をしていた。正面に八景島の施設が見える。
5 野島から八景島を望む 6 野島海岸
山の上の展望台に登ってみる。安藤広重の見た景色は一面のビルに変わっている。
7 野島展望台 8 野島展望台からの展望 その1
9 野島展望台からの展望 その2 10 野島展望台からの展望 その3
歴史遺産が2つあった。貝塚と伊藤博文の家である。この家は明治憲法起草に関係したそうだが、現在改修中であった。
11 野島貝塚解説板 12 旧伊藤博文別邸
写真14は、昭和20年に海軍によって開削された野島運河である。このあたりも軍事施設が多かったようだ。
13 野島海岸の松 14 野島からみたシーサイドライン
やがて、横浜市自慢の人工砂浜である海の公園についた。ここは、自然のアサリが定着していることでも有名だ。水はあまり綺麗ではなく、おびただしい量の海藻が打ち上げられて異臭を放っている。それでも、夏は海水浴でにぎわう。
15 平潟町付近のシーサイドライン 16 海の公園南端から北の方角を望む
17 海の公園から南の野島方面を望む 18 海の公園北端の人工岩礁
美しい橋を渡ると恋する遊び島と称する八景島だ。人工島で遊園地と水族館、マリーナの複合施設である。入場は無料だ。
19 八景島入口 20 八景島西側海岸
このコースターは海に落ちていく感じで怖いだろう。
21 八景島ジェットコースター 22 八景島南側海岸
23 園内バスとホテル 24 ホテル前の海岸と対岸の住友重機造船所
水族館の喧噪に比べて、ホテルとマリーナは静かである。
25 シーパラダイスマリーナ 26 マリーナからアクアミュージアムを望む
27 シーパラ園内のにぎわい 28 シーパラ園内の花壇
29 シーパラ園内のペリカン 30 パラダイスクルーズの遊覧船とマリンゲート
31 アクアミュージアム 32 マリンゲート
マリンゲートという美しい橋を渡って、夢の国から現実社会である対岸に戻る。
33 マリンゲート内部 34 八景島対岸、福浦付近の海岸
35 横浜へリポート 36 ストーンサークル?(ヘリポート近くの公園)
昔、仕事でここからヘリに乗ったことを懐かしく思い出した。
このあたりは海岸沿いに歩ける松並木の道があり、快適だ。
37 福浦海岸 その1 38 福浦海岸 その2
39 福浦海岸 その2 40 福浦海岸 その3
41 福浦海岸沖の構造物 42 福浦海岸の公園
写真42の地点で海岸沿いの道が無くなり、仕方なく陸側の道を行くと、ゴミ焼却場と廃熱を利用したプール、入浴施設があった。
43 コストコ金沢 44 リネツ金沢
海岸を強引に突破するが三菱の工場の手前で海岸は立ち入ることが出来なくなる。風車は実験用だろうか。このあたりは、殺風景な工業地帯であるが、そんな海沿いに風車が回っているのも何かシュールな感じがする。
45 リネツ金沢の北側 46 三菱重工金沢工場と風車
47 幸浦付近三菱重工金沢工場横の運河 48 南部汚泥資源化センター
まるで恐竜が産み落とした巨大な卵のようだ。
49 南部汚泥資源化センターのタンク 50 南側からみたベイサイドマリーナ
しばらく、海岸に近づけない重苦しい工業地帯が続いたが、やがてベイサイドマリーナについて、一気に華やかな雰囲気になる。ここは、ショップが有名だ。昔は金沢木材港という港というか貯木場だったらしい。開発の経緯はここが詳しい。
51 マリーナプラザ 52 ヤマハマリンセンター横浜
53 アウトレットショップ その1 54 アウトレットショップ その2
55 ベイサイドマリーナセンターハウス全景 56 ベイサイドマリーナ
57 ベイサイドマリーナセンターハウス近景 58 ベイサイドマリーナセンターハウス海側
ベイサイドマリーナに別れを告げて、また、殺風景な工業地帯に戻る。
59 シーサイドライン南部市場駅 60 横浜市南部市場
61 昭和町の海沿いの空き地 62 小運河 その1
日本飛行機とは、名前からして、戦前からの軍事関連工場だろう。
63 日本飛行機株式会社 64 小運河 その2
大きな東芝の工場の目の前は新杉田駅である。暗くなってきたので今日はここで終わりにしよう。
65 東芝横浜事業所 66 新杉田駅
今日の行程では、野島の自然と八景島という人工的なリゾートから始まり、埋め立てによって失われた自然、そして工業都市としての実に多彩な顔を持つ横浜市南部の発展を直に感じることが出来た。
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